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読書感想「おいしいとはどういうことか」

おいしいとはどういうことか (幻冬舎新書)

草喰なかひがしの店主である中東氏による著書です。

この本、タイトルだけで図書館で借りたので、著者についてはあまりよく考えてませんでした。

中東って、あの石ちゃんのsake旅の!? メディアはお断りだけど、石ちゃんはプロだから撮影許可したという「なかひがし」!?と私、大興奮

www.hotpepper.jp

冒頭でタイトルへの答えがあったりします。

おいしいというのは「それを食べなさい」とか「飲みなさい」という体の声

なるほどな、と思いました。

草喰と店の名前につけているだけあって、野菜の花や間引き菜(野菜を大きくするために間引かれた菜)も出されるそうです。

蕪の花は、ほのかに蕪の味がするようにそれぞれの野菜の香りと味がするそうです。

刺身を食べると日本酒が欲しくなる。それは、刺身には旨味だけではなく、雑みや臭みがあるためです。それを日本酒と一緒に洗い流される。これが余韻に変わるそうです。

ステーキを食べた時は、旨味があって、噛んでいると鉄分を感じて、肉の臭みが残る。ここで赤ワインを飲むと、鉄分と臭みが洗い流される。

なるほどなと思いましたね。