自分としては、若い頃は大企業で働くことは出来なかったのですが、なんとか大企業(といっても1000人には満たないですが)に滑り込むことが出来ました。
小さい企業だと福利厚生など制度が整備されていない、そもそもない、給与の支払いが遅かったり、安定しない、など大企業に対して憧れが私にはありました。
いざ勤めてみると、思う事もあります。
大企業の人って
経営者視線を持て
そんなことを言われるのではないでしょうか。
ただ、働いてみると、そうも行かないよなあと思うことはあります。
自分はヒーローではない。会社の皆を救えるわけではない。
10人くらいの会社の時は半分くらいのメンバーとは連絡が取れたし、フォローもできました。
しかし、1000人程になると、あった事もないまま入ってきて去っていくことはザラです。
社長でもないし、会社を変えられるわけでもない。
小さい会社だったら、社長がルール。
しかし、組織が細分化されると、課長がいて、部長がいて、本部長がいて、社長がいる。下手すると子会社だから、親会社の指示。
グループだと、その親会社にも親会社がいるなんてことがあります。
指示をする人が多く、その分、指示も増えて、ルールも増えていくことになります。
すると、指示が多重化します。下にいればしがらみを感じるのが自然でしょう。不自由も増えます。
皆で同機種を買えば安くなるからとPCの選択肢が狭まったりするわけです。