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読書感想「小さなチーム、大きな仕事」

小さなチーム、大きな仕事 働き方の新しいスタンダード (ハヤカワ文庫NF)

私が小さなチーム、大きな仕事 を初めて聞いたのは、Ruby On Railsを表現するのに使われた言葉でした。

この本は、Ruby On Railsを生んだDHHことデイヴィット・ハイネマイヤー・ハンソンの本ですが、Ruby On Railsは出てきません。

ビジネスの本です。

どんなビジネスをすればいいのかの本なのです。

顧客の声

基本的にノーと言おうと。

あなたのゴールはあなたにとって正しいものであり続けること。誰よりもあなたが信じること。

自分はこれが気に入っているから、あなたも気に入ると思うよ、と言えること。

要望の記載されたスプレッドシートも不要です。本当に欲しいことは何度でも顧客が言ってくるから。

こういう仕事がしたいですね。

私が今までしてきたことは、顧客が言ってきた事を、なんとなく優先度をつけて対応していくような開発ばかりでしたから。

人を採用する

まず、自分でその仕事をやってみる、本当に必要になった時に人を入れる。

人が必要だと言っても、本当に必要なのか、案外、必要なくても機能するんじゃないか、と。

これは確かに前職ではありましたね。あの人、実はいなくてもなんとかなった。というのは聞いたことがあります。

少しずつ人を入れないと、よそよそしくなってしまうそうです。