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読書感想「はじめて書く人のためのミステリー入門」

はじめて書く人のためのミステリー入門 ストーリータイプコレクション抜粋版 (「物語が書きたいッ!」文庫)

ドラマ半沢直樹が終わりましたね。面白かったです。

会社でも見ている人が多いので共通の話題になります。今の時代、こういう番組ってなかなかないのではないでしょうか。

そういえば、よく考えてみると半沢直樹もジャンルとしてはミステリーですね。

この本はミステリーを体系的に学べる、骨組みを理解するのにうってつけの本です。

物語は主人公の取る行動

  1. 「戦う、争う、問題を解決する」
  2. 「旅をする」  
  3. 「段階的に熟達、発展する」
  4. 「不思議な体験をする」  
  5. 「恐ろしいものに襲われる」  
  6. 「とんでもないことに巻き込まれる」  
  7. 「謎を解き明かす」

ミステリーでは以下の要素を

  • 「謎を解く主人公」  
  • 「解決すべき事件」  
  • 「事件解決を妨げる謎と、その驚くべき真相」  
  • 「事件を引き起こし、謎を生み出す犯人」

6人の主要人物

  • 「探偵役」
  • 「助手(ワトソン役)」
  • 「真犯人」
  • 「ニセ犯人」
  • 「容疑者たち」
  • 「依頼者」

意外なのは助手ですね。

ワトソン役というから助手といえばシャーロックホームズの専売特許かと思っていたのですが、主人公の名推理の引き立て役には欠かせない存在なのです。