なかなか衝撃的な内容が紹介されている本です。
- ランニングで突然死が多い。
- ジェネリックは同じ品質ではない。品質不安定。
- サプリメントは薬として製品化出来なかったもの。
- 食後に飲む薬は、必ず食後。食べ物と薬が胃の中でぶつかったときに問題が起きる可能性がある。
- サウナは百害あって一利なし。
- 目薬は必要ない。
- 1日ビールをロング缶1本飲むのは健康に良い。
- ゴルフのパッティングは心臓に悪い。
- 夜のフルーツは体に良くない。そもそもビタミンCはフルーツでなくても日常生活で充分取れている
健康に関する話題は溢れており、かつ矛盾している現状を改めて感じます。
1日ビールをロング缶1本飲むのは健康に良いというのはデータも示されています。
私は、お酒が好きなので信じたいデータですが、流石にそれはないだろうという気がします。
酒を飲むと体の調子が普通でなくなるのは良くわかってます。
それだけ飲んでいた人と飲んでいない人の比較から出た結論なのですが、お酒が健康に良かったというより、お酒が飲める人が飲めない人より健康リスクが低いとも言えるように私はウラを読もうとしてしまいます。
今は、夜にお米は控えた方がいいという意見が良く聞かれますが、昔は米作農家が強かった頃はなかなか言えなかったのではないでしょうか。
溢れ返るポジショントークの嵐の中で、どれを信じるかは、アナタ次第。といった気分です。
個人的には健康のためにと言って無理をしないという観点で健康に関する情報を捉えていけばいいかなという結論になりました。
健康のためといって無理にサウナに入らない、といったような解釈です。サウナに入ると体の調子が良いと感じるのであれば、続ければ良い、と。
とはいえ、本書の中で、薬に関する記述は信憑性が高い印象を受けます。
サプリメントの問題、ジェネリック薬品については知っておいた方がいいと思います。
特にジェネリック薬品は成分は同じで安いからお得のように感じていましたが、体を治すためにお金払って病院に来ているのに薬にお金をケチるのは考えものでしょう。