Markdownをスライドに変換できるツールがないか探してました。
Marpというものがあります。
Visual Studio Codeの拡張機能として利用することが可能です。
その隣にある、直角三角形が2つ重なったアイコンをクリックすると、marpのメニューが表示されます。
Export Slide deckでスライドをエクスポートできます。
出力できるフォーマットはPDF,PowerPoint,HTMLなどになります。
ただし、残念ながらPowerPointといえど、文字が記載された画像として保存されます。
編集可能状態のテキストボックスに入っていないので文字を編集することはできない状態のPowerPointなのです。
その点では、以前試したmd2gslidesの方が使えます。
それでもVSCodeでプレビューを見ながら、Markdownでスライドを作成できる手軽さは魅力です。
実際に発表に使ってみました
というわけで、Marpで生成したスライドを使って社内のLT大会で発表してみました。
うちの会社も一般的なLTのルールと同様に、一人5分ルールです。
他の社内の発表者が気合を入れた発表だった(5分どころか10分オーバーもあった)こともあり、他の発表者と比べて見劣りするスライドであることは否めませんでした。
手軽に生成できる反面、細かいところに手が届かないですから。
他人は他人と差し引いたとしても、いざ発表していても、気持ちがあまり乗りませんでした。
それでも時間がないときにスライドを作りたい時には選択肢として持っておこうとは思います。
発表しないより発表した方が良いですから。