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見積もりの難しさ。アートオブプロジェクトマネジメントにも書かれていたこと

今年は、残業もあまりせずに、過ごせました。

が、12月に急に忙しくなってしまいました。

ブログの更新も滞り、AdventCalendarも1日分だけエントリーしてましたが、最終日の12/25の投稿も危ぶまれる状況でした。

この日までに終わらないと、システムテストに入れないというエンドが決まっているため、チームに迷惑のかからないように自分の作業を急ピッチで進めるという状況。

12/17までには終わります

と自分で宣言したものの。

あれ? 動かない。

あれ? 間に合わない。

と冷や汗の展開が続くことになってしまいました。

残業もするなどして、なんとか立て直しました。

なんとか間に合わせることができました。技術ごとはハマると、調べに調べてどうにもならないということもあります。

自分一人の作業も見積もれないなんて、自分の未熟さを感じたと共に見積もりの難しさを痛感しました。

www.oreilly.co.jp

上記のアートオブプロジェクトマネジメントの本を読んだことを思い出しました。

アートオブプロジェクトマネジメントでも見積もりは難しいとあり、スケジュールとは確率であるとあります。

予定通りにプロジェクトが進むことは、ほとんどありません。

  • 最もシンプルな定義を行えば、優れた作業見積もりとは正確である確率が高い見積もりであり、悪い作業見積もりとは正確である確率が低い見積もりである。
  • 推測であれば40%、優れた見積もりであるという自信があれば70%、詳細かつ綿密な分析であれば90%といった確率になる。

3時間残業していると、人もまばらになり、同じぐらい残業している仲間と飲みに行くなんてしてました。そして終電まで飲み、その繰り返し。

これでは、パフォーマンスも上がらないです。

働いた感じでは月40時間が、やはり限度です。

であれば誤差を25%の範囲内に収める見積もりを行いたいですね。

実業務以外に、PCの調子が悪いといったトラブルのような工数とも言い難いことが起き得ます。

経営層には許し難きようなことでしょうが、そうしたこともプロジェクトバッファに織り込まないとならないです。

そうなると、詰め込みすぎないことは必須でしょう。