森美術館15周年記念展「六本木クロッシング2019展:つないでみる 日本の現代アートの今を見せたい!」へ森美術館に行ってきました。
六本木だからか、日曜の夜でも人は多くて、欧米の人から中韓の人まで、観光の方々がいらっしゃいました。
これが現代芸術かーと感じました。
美術らしい絵というよりもオブジェを並べて作った作品から、現代だからか動画も多いです。
正直、全然わからなかったです。
周囲の観覧者の人の行動を見てもそんな感じでした。
芸術については、好きなものだけ見て行けばいいですし、カップルが作品の前で写真を撮ったり、作品を写真として思い出に残すのも現代の一つの楽しみ方としてはアリだとは思います。
芸術家が長い時間をかけて作り上げた作品ですので、隅から隅まで見るようなものであるべきなのですが、スマホのカメラに収めて次へ、次へ、というのを見ていると、うーん。
けど、私も足を止めて長い時間いたいという作品がなかなか。
それどころか、入っていいエリアなのかわかりづらく通り過ぎるエリアもありました。
その中で、個人的に目を惹いたのが飯川雄大という人の作品です。
ブルーピリオドという芸大を目指す漫画を最近読んでいるのですが、作中に「額の演出」という作風の持ち主の桑名というキャラクターが登場します。
額の演出と言うのは周囲を黒く覆って見る人の視線を誘導するという演出です。
こう言うことかーと思いました。
写真に撮ったのですが、残念ながら、本物の良さが全く伝わらない状態だったので挙げるのはやめておきます。
是非、本物を見て欲しいと思います。