Kindle Unlimitedを試してみたのですが、画集が見れるので手当たり次第見てました。
ゴッホやピカソなどの名前は知ってましたが、それだけでなく他にも今まで知らない画家の絵を見ることができたので新鮮でした。
絵ですので好みの問題ですし、気に入ったものだけを見て、パラパラと読み飛ばしてました。
Kindle Unlimitedに登録されている方は是非一度は、見て欲しいです。
こんな素晴らしい画家がいた!
あまり聞いたことなさそうで、私が初めて、こんな画家いたんだ!と驚いた画家を紹介します。
ターナー
画家というとイタリアもしくはフランスですが、ターナーはイギリスの画家です。
主に風景画を手掛けてます。でも、自画像はかっこよすぎます。
ミュシャ
舞台のポスターを手掛けており、親しみやすいです。
どうしても画家というと油絵とかクラシックな感じがありますが、ミュシャの絵は現代にも通じるポップなものです。
ルノワール
ルノワールは我が家で特別な画家だったりしてます。
祖母が飾ってましたし、母も一時期、複製を手元に置いてました。
ムンク
この歳になって気づいたのですが、ムンクの叫びはピカソの作品だと勝手に思ってました。
ムンクの叫びは、ムンクという画家が描いた「叫び」という絵です。
そもそもこの絵は描かれている人が叫んでいるのではなく、叫びに対して耳を塞いでいる絵らしいです。
どうしてもこの絵で語られてしまうと思いますが、ムンクは病弱な姉がおり、姉を看病する叔母を描いた「病める子」というのを何枚か描いています。
これが、また切ないんです。
ドガ
主に踊り子を描いている画家です。
本人は踊り子を描いているんじゃない、踊り子はあくまでもモチーフだと言っています。
他の画家はこれだという一瞬と捉えて描いているのに対して、ドガはあくびをしていたり、待ち時間に靴を調整しているような、なんでもないシーンを切り取って絵にしているのが面白いです。
逆にそこにリアリティを感じるんですよね。
晩年は目が悪くなったため、タッチが劇的に変わっているのも画家としての人生を感じます。
美術館へ
絵なんてスマホゲームのレアカードと一緒で、今となってはただのデータじゃん。
というのが私のドライな認識でした。
が、ブリューゲルのような描き込まれた絵は拡大しても解像度でぼやけるのでダメでした。
これは、美術館に行くしかないなと連休中に行くことにしました。
一番行きやすそうな上野の国立西洋美術館へGO。
【アート入門】今さら聞けない美術館での鑑賞マナー | thisismediaのマナーを参考に、閉館1時間前を狙って行ってみましたが、そこそこ人が入ってました。
実際の絵は大きかったり小さかったりします。
うわっ、でか!というインパクトから、え、こんなに小さいキャンバスに描き込んでるの?というサイズの驚き。
また、絵の質感。こんなに塗ってる!という。
ここは、クロード・モネの所蔵が多く、睡蓮が展示されています。
ですが、一番目を引いたのは、下記のヴィルヘルム・ハンマースホイの「ピアノを弾く妻イーダのいる室内」です。
分かりづらい場所に展示されているのですが、絵の完璧な遠近感に合わせた展示がされてます。
本当に壁の向こうにピアノを弾く妻イーダがいるよう。
これは美術館ならではの演出で、Kindleで見ても伝わってこないでしょう。
上野の国立西洋美術館に行かれる機会があったら、是非この絵をオススメします。
お土産コーナーには、モネの睡蓮をはじめとする名画のマグネットや壁掛け、タオル、絵葉書などが売ってます。
私は、コルネリス・ド・ヘーム - Wikipediaのクッションを購入しました。