政府統計窓口e-Statsには(Web)API形式で提供されています。
こちらを使って分析してみたいと思います。
APIの利用の前に
まず、APIを利用するにはユーザー登録が必要です。
ソーシャルアカウント連携も扱っており、FacebookやTwitterでログインすることも可能です。
政府の統計窓口にしては、かなり現代的な出来ですね。
マイページからアプリケーションIDを取得します。
URLは取得APIのURLではなく、利用する側のアプリケーションです。
3つまでしか登録出来ないですが、十分でしょう。
URLは下記のような形
http://api.e-stat.go.jp/rest/2.1/app/getStatsData?appId={アプリケーションID}&lang=J&statsDataId=0001455691&metaGetFlg=Y&cntGetFlg=N§ionHeaderFlg=1
いけましたね。JSONでも取得できるようです。
詳しくは、公式ページを参考にしてください。
IT業界ではない方からすると、これで何が嬉しいんだ?と思われるかもしれませんが、これならばアプリケーション内部の処理で扱えるためです。
japandasを用いて分析
下記のサイトによると、japandasでestatから取得できる様子。
試してみることにします。
インストール
まず、japandasをインストールします。
pip install japandas
japandasライブラリはestats APIの利用だけでなく、日本の祝日カレンダーも扱っているようです。
読み込み
import japandas as jpd key = "your application id" df = jpd.DataReader("0001455693", 'estat', appid=key) df.head()
DataReader関数の0001455693って何?と思ったのですが、統計表IDのことを指します。
統計表のAPIのURLを取得してみると、下記のように表示され、statsDataIdのパラメータを指定すれば良いようです。
japandasライブラリでは8桁の数字となっているので、おそらく、ライブラリが開発された以降でe-Stats側のAPIの仕様に変更があったと考えられます
私のこの記事も数年後には、過去の資料になるので注意が必要です。
使ってみた感想
使ってみたのですが、一度csvでダウンロードして、整形した方が、私の目的には使いやすいかなと。