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スーパーラグビーで考える地域支配率

新年あけましておめでとうございます。

新年になりましたが、昨年の続きをやろうと思います。

ラグビーにはボール支配率だけではなく、地域支配率というスタッツがあります。

ラグビーにおいては、よりゴールに近い位置でプレーしていることが重要です。

サッカーでは、押し込まれたらボールを大きく蹴り出してクリアしますが、ラグビーでは押し込まれている時に、ボールを奪取して蹴り出します。

が、ボールを奪うのが難しく、なかなかそうもうまくいきません。

地域支配率は、どれくらいの時間にボールが敵陣にあったかを表す値です。

そりゃー、地域支配率が高くて押し込んでいる方が、強いはずでしょう。

と私は思ってました。

それが正しいかどうかをデータを用いて、スーパーラグビーのデータで押し込んでいる側(地域支配率が高いチーム)が勝った試合を算出してみます。

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と思ったものの、押し込んでいる側が勝った試合は55%となりました。

押し込んでいる側が勝つことが多いとはいえますが、そこまで高くありませんでした。

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勝ったチームの地域支配率の分布としては、50%を上回っているケースも多いとはいえ、これもまた少ない地域支配率で勝ったケースもありますね。

データは、自分のイメージに沿った結果になれば、そのイメージの裏付けにもなりますし、そうでなければ思い込みだったと気付かされますね。